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2008年06月08日

どうしてノラネコなのか?!

戦場に撮りにいったのは正義感などからではない。
この目で見ないと気がすまない。
それに『金になるぞ』と誘われたから。20代の終わりからソマリやコソボに10年余り。
人や街が壊されていくのを見た。
でも、つぶされてたまるかと踏ん張る人もいた。
それを撮った。
金のためではなくなっていた。
カルフォルニアに育ち、11歳で両親を事件のために失う。父母の故郷を見てやろうと思い立ったのはその20年後。
一番安い航空券が名古屋行きで、そのまま愛知県春日井市を拠点と定め、戦場と往復した。
6年目のある日、名古屋の公園は平和に見えた。
ノラネコがのびをする。
だが、カメラを向けると体中傷だらけだ。
その目線は戦地の子の目とそっくりではないか。
『僕をおいて帰っちゃうの?』と叫んでいた。
『戦争するのもネコを傷つけるのも人間。放っとけない。』
毎日朝3時に起き、えさをやりながらネコを撮るようになった。
捨てられた道端であるじを待ち続けるネコ。
倉庫にすみついた兄弟ネコの死。
写真集『のらねこ』は若い人の心をとらえ、4月に続編が出た。
賛同者が開く写真展も京都や東京へ広がる。
『写真を見る人が優しい気持ちになったら戦争なんて起こさない。ネコを通した反戦運動のつもり』
『スパイか』と驚かれる。
英語がうま過ぎるし、黒い車にえさの缶詰を300も積んで走るから。
『確かに怪しい』と苦笑いした。


2008年5月14日 朝日新聞 朝刊
〜“ひと”ノラネコの写真で平和を問いかける元戦場カメラマン〜記事を抜粋しました。

そんな彼の写真展が8月9日〜31日まで浜松で開催されます。



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